バーニャカウダ

もともとおしゃれなイタリアンレストランで出されていたメニューですが、最近、居酒屋などでもよく見かけるようになりました。
伊豆長岡温泉ホテル天坊でも、エステプラン、レディースプランでお出ししています。
バーニャカウダとは、熱いソースの意味ですが、イタリアンのレストランではニンニクを炒めそれに牛乳などの乳製品を加えて、アンチョビを入れるというレシピです。

しかし、伊豆長岡温泉ホテル天坊ではちょっと違ったレシピを使用しています。その秘密とは・・・

バーニャカウダ

日本料理の中に「バーニャカウダ」を入れたいと言い出したのは、当館の社長です。当館の板長にとって、社長は思いつきで急にモノを言ってくるので、ひやひやする存在です。(社長B型、板長A型、仲はいいのですが、社長ペースに毎日振り回される板長という関係です)

社長 「日本料理の前菜は手をかけたほどお客様から評価されないよね。ちょっと変わったスタイルで、お客様にお食事を始めてもらえるパターンを考えたいんだけど、板長、バーニャカウダって知ってる?」

板長 「もちろん知ってますけど、あれやるんですか?」

社長 「そう、女性のお客様から『キャー!ステキ』と言ってもらえるようにね。それから、うちは和食なんだから、和風のテイストを盛り込んでちょーだいね。・・・じゃあ頼んだよ」

板長 「はあ・・・」

とは言ったものの、板長考え込んでしまいました。「イタリアンなのに和風テイスト?」それから板長の試作の日々が続きます。

アンチョビの変わりに鰹ダシを使ってみる、これは味にインパクトがなくボツ。牛乳の変わりに豆乳を使ってみる、コクがなくあまり美味しくない。思い切って白味噌を使ってみたとき、板長の感性の目が開いたそうです。「これだ」と。

こんな感じでできあがった天坊自慢の一味違うバーニャカウダソース。
ぜひこのお味をご確認ください。そして召し上がったうえで、自宅でその味に挑戦したいという方に、こっそりとレシピをお教えします。

バーニャカウダソースのレシピ

西京味噌

5g

マヨネーズ

2g

アンチョビ

適量(お好みに合わせて)

2.8g

にんにく

0.2g

オリーブオイル

2.1g

※にんにくはみじん切りにして材料をフードプロセッサにかける。実はこれだけ。 でも材料の組合せを考えるのが難しいんです。暖めて、切った野菜などをつけてお召し上がり下さい。

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