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伊豆のすばらしき人たち Close-up People -vol.11-
海の男への決断 好きだから漁師になった
松坂さんの携帯電話の着メロは北島三郎の「漁歌」の演歌がいきなり数秒間流れる。いかにも漁師大好きという松坂さん(36才)ならではの趣向。ガッチリとした頑丈な体と日焼けした顔は漁師でもありスポーツ選手の雰囲気もある松坂さん。高校から大学ではラグビーの選手としてかなりの名門校で活躍したラガーマンと聞いて納得。大学卒業後6年間商社マンのサラリーマン生活が嫌になり、変化と刺激と生き甲斐を求めて子どもの頃から大好きだった海と釣りへの憧れと夢が捨てきれず7~8年前に海に生きる漁師になることを決意したそうです。

お父さんはサラリーマンでしたが釣りが好きで、小学生の頃から父につれられてしょっちゅう海釣りに行ったそうです。またお母さんの祖父が函館の漁師で海が好き、釣りが好きは、松坂さんの生まれながらのDNAだったといえましょう。
高校時代は常葉橘高校でラグビーのフッカーのポジションで大活躍。静岡県で優勝した強豪校。大学はラグビーの名門帝京大学でラガーマンとしてラグビー一筋の大学時代でした。卒業後、静岡県ラグビー協会の理事長が経営する大五通商に就職、包装資材や包装ラインシステム機器の営業マンとして6年間勤務していましたが、サラリーマンの変化の乏しい仕事に嫌気とマンネリを感じ、変化と刺激と生き甲斐のある仕事が漁師でした。
小さい時から海と釣りが好きで漁師が夢だった松坂さんは迷わず漁師になることを決断。大学4年で結婚した奥さんと家族や両親は勿論反対でしたが、決意の固さに根負けしたそうです。
小サラリーマン時代から八丈島から日本中を釣り巡りをしていましたが、所詮趣味の釣り。プロの修行として由比の桜えびの乗組員や地元の漁師さんの手伝いで漁師さんの世界に飛び込んでいきました。漁業の世界は思った以上の閉鎖的な社会で仲間として認めてもらうまでが大変でしたが、認められれば住み心地最高の独特の男の世界でした。誰でも直ぐに漁師にはなれません。漁業協同組合の組合員にならないとプロにはなれないのです。
オフショアゲームガイドとは船での釣りの船頭さん。収容8名の釣り船と漁業のプロになった。さらに積極的な活動のために7月初旬には4.9トンの新造船を進水させて広い海のフィールドをラガーマンから憧れの漁師になって体を張って頑張ると誇らしげに語る松坂さんでした。

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