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芸者は、古くからお客様をもてなす接客のプロ。日々の厳しいお稽古の中から …
伊豆のすばらしき人たち Close-up People -vol.6-
モノづくりの先が「ガラス工芸作家」
西伊豆町に合併する前の賀茂村は黄金崎クリスタルパークがあり“ガラス”を村興しのテーマにした「ガラスの村」でした。全国のガラス作家に工房づくりと定住を呼びかけ現在10人の作家が工房を構えガラスアートに取り組み、それぞれ独自の技術で競い合いまだ歴史の浅い日本のガラス文化の啓蒙に貢献しています。賀茂村の熱意に惹かれた作家の1人が辻晋吾さんだったのです。ガラス作家の独立を目指し工房の地を求めていた辻さんにとって自然環境に恵まれた賀茂村字久須は満足できる理想に近いところだったそうです。

大阪府出身。モノづくりを求めて各地を転々として生涯を賭けるに相応しい仕事を探し続けた辻さん。川崎にある東京ガラス工芸研究所卒業後、米国のテネシー州アパラチアンクラフトセンターで3年、帰国後山梨のエヅラ工房グラススタジオで1年技術を磨きここでガラス作家を夢見る奥さんとの衝撃的な出会いがあった。ここで生涯を賭けるガラス作家への道と生涯の伴侶を決めたそうです。
独立を決めたふたりは首都圏内にある空スタジオや貸スタジオを探し歩き、賀茂村のガラス作家誘致と賀茂村の「ガラスの村宣言」に共鳴して、加茂の字久須の国道から山裾に少し入った自然と渓流が走る立地に納得。98年に移住、2000年に工房と隣接地に自宅を建設後、晴れて結婚。賀茂村在住のガラス作家が誕生しました。工房も自宅も外観は黒一色、ガラスは光を通すとキラキラ煌くという思いから光を際立てる背景の黒にこだわり、ガラス工房・光箱(ライトボックス)とネーミングしたのではないでしょうか?夫婦で作風が違いますが、ガラスづくりはお互いの手助けが必要。夫婦ならではの阿吽の呼吸と夫婦の競演から生まれる作品が楽しみです。
シルクロードを経て日本に到来したガラスは食器などの生活用品でした。ガラス町工場などで作られるガラス工芸には縁遠くガラス工芸後進国でガラス技法は隠された秘密の世界で、本格的に学べるとこが少なく、閉鎖的な仕事でした。現在は芸術大学ガラス造形科などアーティストの道が拓かれています。
伝統あるヨーロッパやアメリカのガラス先進国は暮らしの中に芸術の誇れるガラス文化を確立しています。「ガラスは光を通すと命が宿る1200~1300度の炎から生れる瞬間の美の造形。生涯を賭けるに値する仕事!」と、ガラスの煌きに魅せられた笑顔と穏やかな口調で淡々と語る辻さんが印象的でした。
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■体験料金:お1人3,000円(グラス、ペーパーウェイトなど)
■制作時間:約20~30分
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■ガラス工房光箱のアクセス
賀茂郡西伊豆町字久須1068
TEL&FAX:0558-55-1750

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