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伊豆のステキ発見 ガイドブックにはない伊豆の旅 旅ごころ

伊豆のすばらしき人たち Close-up People -vol.4-

染工房 更参 sarasan

草木染めは自然の恵みとの一期一会

草木染めは摂取する時期や量によって出る色が異なって、なかなか同じ色を出してくれません。微妙な色合いは化学染料では味わえない日本古来のやわらかな色調が魅力なのです。同じ草木でも花が出はじめる時と実をつける秋では、出る色が違います。同じものができないから面白いし、予想できない発見に出会えるから“自然の恵みとの一期一会なのです” と語る名和田夢希子さん。工房の作業台の上にはこの地の沢山の草木から染めた草木染めと型染めによる繊細で風合い豊かな美しいスカーフ類やクラフトの作品が溢れていました。

小学生の頃から好きだったジャワ更紗。

横浜生まれ、東京育ちの名和田さんはジャワ更紗の美しさに惹かれ更紗集めをはじめてから染色に興味を持ち女子美術大学工芸科で染色を専攻、卒業後は試行錯誤の連続でしたが自ら考案したジャワ更紗アクセサリーとバッグ制作に取組み、東京、沖縄で交互に七年間個展。洒落た都会的なセンスが名和田さんの持ち味でした。徐々に更紗染への創作欲が高まり染色作家の道を歩き出したのです。

十年前から染色活動をはじめる。

名和田さんの作家活動は自分流。といってもがむしゃら流ではなく、温故知新を心に刻や時期、量、処理する時間や木綿、絹、麻、羊毛等の素材で出る色合いが微妙に違い、思わぬ色との出会いに感動するそうです。草木染めの楽しさは、迷作から思いがけない名作が生まれる意外性。まさに自然からの恵みと偶然の融合から生まれる極め尽くせない魅惑の世界といえましょう。

自然の恵みはステキな色の贈り物。

草木は予測を超えた風合いのある色を出してくれます。ススキは薄紫、ドングリは何と肌色、、枇杷の葉は淡い肌色、赤麻(あかそ)はワインカラー。どこにでもある草木はまさに天が与えてくれた色彩芸術の贈り物といえるでしょう。

四年前に沼津にアトリエを移し草木染め三昧。

車を飛ばせば四季折々の草木がいつでも手に入るし、いい染めに不可欠な上質な水に恵まれています。“失敗は成功の素”微妙な風合いを求めて色々な作品にチャレンジしたり、子供さんから大人の方まで多くの人に草木染めの素晴らしい世界に親しんでいただくのが私の夢です。

美しい色で楽しいものを創りませんか!

■染・工房更参 sarasanのアクセス
沼津市大岡1237-5 セガール青木201
携帯:090-9151-9308
TEL&FAX:055-963-5222