安全なお食事のご提供

アレルギー対応

食物アレルギーをお持ちのお客様へ

お客様の安全を最優先とし、適切な食物アレルギーの重要性を認識し、お料理を安全に召し上がっていただくため「食物アレルギー対応基本方針」を定めました。

食物アレルギーについて

食物アレルギーとは、食物を食べたり、触ったり、吸い込んだしたときに。体を守るはずの免疫システムが過剰に反応し、時に重篤なアナフィラキシーショック症状を起こすことが知られています。
我が国では、食品に特定原材料または特定原材料に順ずる原材料が含まれている場合、食品表示法に定められているアレルゲン物質表示義務または表示の推奨が定められています。
現在では以下の28品目であり、これらの品目については、今後もアレルギーの実態調査の報告などに基づいて、見直しが行われ、順次変更が行われます。

特定原材料7品目
(製造者に義務表示)

卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに

特定原材料に順ずる21品目
(製造者に表示推奨)

あわび、いか、いくら、さけ、さば、牛肉、豚肉、オレンジ、りんご、バナナ、キウイフルーツ、もも、大豆、カシューナッツ、くるみ、やまいも、まつたけ、ゼラチン、アーモンド

当館の基本的な考え方

当館の食物アレルギーをお持ちのお客様への飲食物の提供にあたりましては、お客様の安全を最優先とすることを基本方針としておりますが、次の事項について予めご了承ください。

当館は、仕入先からのアレルゲン情報に基づき、可能な限りアレルゲンの除去に努めます。しかしながら、特定7品目は表示義務があるものの、21品目は表示推奨、それ以外の品目には表示義務もないことから、アレルゲンの完全な把握は困難となっています。

調理におきましても、細心の注意を払っておりますが、同一厨房でさまざまな食材を使用しているため、調理器具等を食材ごとに専用のものを使用しておりません。このため、原材料として使用していない食材が微量に混入することがあることを予めご了承ください。

ご予約時にお客様から申し出のあった食材につきましては、その食材を外して調理をさせて頂いておりますが、ご宿泊当日の3日前までに申告をお願いします。宿泊当日や出てきたお料理を見てからのアレルギー申告は対応ができない場合もございますので宜しくお願いします。

深刻なアレルギー症状、複数のアレルゲン物質を持つお客様につきましては、ご自身で安全な食品(レトルト、冷凍など)を持ち込み、ご同行の皆様と同じ席で飲食していただくことは可能でございます。その際、チェックイン時にお申し付け頂ければ、電子レンジや湯煎などの過熱のお手伝いをさせていただきます。

朝食などのバイキングについて

当館の朝食は基本「和食を中心としたバイキングスタイル」になっています。ご使用いただく菜箸やトング等共有があること、またコロナ禍ではマイトング一つで数種のお料理を取る方もおられます。従ってアレルゲンの混入を完全に防ぐことはできないことをご了解ください。